古事記と日本書紀の神様

日本をつくり、かため、なされた神々

約1300年前に日本の国家プロジェクトとして制作された2冊の歴史書。
この2冊に登場する神様の個性はとてもユニークです。

泣き虫だった神様が成長して出雲の英雄になり、太陽の神様が岩戸にこもられた際に裸同然の姿で舞を舞われたり
愛しい妻を失った悲しみから泣きながら死の国まで追いかけて行ったり

日本の神様は特に共通する点ではありますが、
特に古事記と日本書紀の神様は人間臭く魅力的な神々であふれています。

古事記と日本書紀の神様一覧

国産み神話

夫婦の神が力を合わせて日本の国を産む神話です

古事記と日本書紀の神様一例 古事記と日本書紀の神様一例

天沼矛を持ち天の浮橋に上がった伊邪那岐と伊邪那美。
見下ろすと紺碧の海が広がり、そこに矛を下ろし海水をかき混ぜられました。

その音は麗しくころころと響き渡ります。
矛を上げると潮が落ちて塊となり日本で最初の島『オノゴロジマ』になりました。

伊邪那岐と伊邪那美はオノゴロジマで夫婦の誓いを交わされて日本の国土と森羅万象の神々を産まれます。
その最後に火の神をお産みになった時にその業火で伊邪那美は焼かれてしまい黄泉の国へと旅立たれるのでした

国産み神話に縁ある神々

古事記と日本書紀の神様一覧

八岐大蛇神話

目は酸漿のように赤く八本の頭と尾をもつ巨大な大蛇

古事記と日本書紀の神様一例 古事記と日本書紀の神様一例

天照大御神の弟神でありながら高天原で狼藉を働いて追放された須佐之男命。
当てもなく彷徨っていると美しい姫を囲い無く年老いた神がいました。その神は毎年娘を目は酸漿のように赤く八本の頭と尾をもつ巨大な大蛇に
喰われていると話し、最後の娘も間もなく食べられる時期に来ていると。

須佐之男命は年老いた神に娘を娶る事を条件として大蛇退治に打って出ます。
八度繰り返し醸した強い酒を大蛇に飲ませて酔っ払った所を見計らい須佐之男命は大蛇をバラバラに切り刻まれました

尻尾を切っていると中から神々しい光を放つ剣が現れました。
これこそが天叢雲剣です

八岐大蛇神話に縁ある神々

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天孫降臨

夫婦の神が力を合わせて日本の国を産む神話です

古事記と日本書紀の神様一例 古事記と日本書紀の神様一例

大国主命から国を譲られる事が決まり高天原では誰が地上を収めるに相応しいか話し合われました。
一度は、天照大御神の御子である天忍穂耳に白羽の矢が立ったのですが、その御子である邇邇芸命が降臨することに決まります。

邇邇芸命は天児屋根命、太玉命、天鈿女命、伊斯許理度売命、玉祖命を引き連れて天下られますと
猿田彦命と名乗る国津神が先導を申し入れます。

一行は高千穂のくしふる峰に降臨されます。
この邇邇芸命こそ、第一代天皇『神武天皇』の曽祖父にあたる神様で徐々に神代の神話から人代のお話へと変わっていきます。

天孫降臨に縁ある神々

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